2020年04月22日
お葬式に参列する際に、遺族にお悔やみの言葉をかけることがあります。その葬儀のあいさつは、参列側としては必要最小限に押さえておくようにします。あまり余計なことを言わずに、お悔やみの気持ちを伝えるだけにしておくことです。
それというのも、葬儀中、遺族は様々な人に対応しなければなりません。参列者のみならず、僧侶や葬儀会社の人などに対応する必要があるため、忙しく動き回っています。そのため、長い時間遺族を拘束して話し込んだりすることは、葬儀の場では慎まなければならないことです。
もちろん、話したいことや慰めの言葉を伝えたい場合もあるかもしれません。しかし、それは葬儀が終わって落ちついてからで良いので、遺族に掛けるお悔みの言葉は必要最低限に押さえておくことが参列者としてのマナーです。
また、お悔やみの言葉も言葉で飾り立てる必要はありません。平凡な定型文を伝えることが、遺族に対する配慮に繋がります。大げさに泣いてみたり、故人を感動させるような言葉を伝える必要はなく、ごくごく一般的な言葉を遺族に伝えるようにします。
そして、お悔やみの言葉を伝えたらいつまでもダラダラと話しているのではなく、さっと身を引くことが参列側のマナーです。