2017年02月05日
地方に行くと自宅葬を行っているところがありますが、葬儀・告別式は会館で行うことが主流になっているようです。メディア等の報道によると、葬儀・告別式にかかる費用の平均は200万円以内に近くになるようです。一般の家庭にとっては大きな金額で、死ぬことさえも命懸けの時代になっていると言えます。ここにはお寺へのお布施は含まれていませんし、四十九日や一周忌のこともあたまに入れておく必要があります。
お布施に関してはベールに包まれている部分ですが、近年は少しずつですが透明化が進んでいるようです。決まった相場は存在しませんが、住職さんによっては金額を決めていることも多いと聞きます。直接訊ねることは失礼なようですが、分からないことは訊ねることが一番ではないでしょうか。多過ぎても少な過ぎても不安になってしまいますし、親族でも入念に打ち合わせをしておくべきです。
核家族化の影響で、檀家を持たないケースも増えているようです。お寺の生き残りも厳しい時代に突入していますし、地域に密着した開かれたお寺をウリにしている所も増えています。不透明だったところが透明になることで、お寺自身にとってもメリットは大きいのではないでしょうか。