2021年04月14日
告別式やお通夜では、親族を代表して喪主が葬儀のあいさつをします。あいさつはお通夜では通夜振舞いの前、告別式においては受付にて訪問客にあいさつをするケースもあります。また焼香が終わった後や精進振る舞いにて会食のはじめと終わりにも喪主があいさつすることが多いでしょう。
あいさつのタイミングについては、式場のスタッフが教えてくれるので分からない場合も安心です。葬儀のあいさつは、参列者へのお礼の気持ちを伝える意図があります。わざわざ訪問してくださったことに対する感謝の気持ちを述べます。
また故人が生前にお世話になったことへのお礼や、遺族への力添えのお願いといった内容も含まれるでしょう。会食のときは、故人とのエピソードを話してみんなで故人を懐かしみながら食事をします。喪主のあいさつは、長くとも3分以内におさめるようにするのがマナーです。
さらに気を付けたい点として、忌み言葉は使ってはいけません。「重ね重ね」や「ますます」のような重ね言葉はつい使ってしまいがちですが、「不幸が重なる」として控えるべきです。そのほかにも「浮かばれない」などの不吉な言葉も控えましょう。具体的な文例もあるので参考にして、分からないことは式場のスタッフにあらかじめ聞いておきます。